只の抜きゲー、そう思っていました【ぬきたし 紹介,感想】
こんにちは。
皆さんは「抜きゲー」というジャンルをご存知でしょうか。
ここで言うジャンルというのははファンタジーだったりSF等の話ではありません。
ただ一口にエロゲと言っても何に重きを置いて作られてるかが違います。
一般的なエロゲは基本的にシナリオ重視、あくまでHシーンはシナリオを深めるための一要素です。
では抜きゲーとは?
皆さん御察しの通りでございます。シナリオより実用性重視、股間から汁を流させる事に特化したゲーム…それが抜きゲーです。(例外的に、シナリオと実用性を兼ね備えた抜きゲーも存在します。)
そんな抜きゲーを、ふとやりたくなりました。
あれは前回記事を書かせていただいた作品、「Summer Pockets」を完走した後の話です。
衝撃的なシナリオによる涙腺崩壊で疲れ切った心を癒やすために、ちょっとおバカなゲーム。癒やされるような、思わず笑ってしまうような…そんなゲームをやりたかったのです。
漠然とそんな事を考えていた僕の目に、ふと一つのツイートが止まりました。
ぬきたし2の予告編です。
ぬきたしって何だ?何の略だ?これスターウォーズのパロじゃね?それ以前に下ネタひどすぎね?
動画を再生した途端様々な思いが胸中をめぐりましたが、取り敢えず調べてみることにしました。
おおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!!!!!
これだよ!これこれ!これこそが今の僕に必要なバカゲーだ!
明らかにネタ臭が強いタイトル、そして「ドスケベOKな南の島」とかいうパワーワード…このゲームは絶対に僕に笑いと癒やしを与えてくれる。そう思いました。(尚、この時点でサイト右上のビジュアルチェンジャーには気付いていません。)
心を決めた僕はその日にDMMgamesにてDL版を即購入、すぐにプレイを開始しました。
それではいざゲームスタート、一体どんなエロエロライフが僕を待ち受けているのだろうか、といった具合にドキドキしていると…
主人公と思わしき人物がテンガやらバイブやらを使ってドエロイ格好したかわい子ちゃんと戦闘を始めました。
ええ、もう意味が分かりません。そういうゲームなの?完全に置いてけぼりです。
しかし僕も伊達に長くノベルゲーをやってません、(これは後の展開を先に見せてるんだな)と思い直します。
ちょっと長めの戦闘パートが終わると、いよいよプロローグ。主人公と妹の掛け合いや様々なパロディネタ等、各ヒロインのルートに入るまでの間にさんざん笑わせてもらいました。
しかしおかしい…抜きゲーと銘打ちながら、ここまでHシーンが一つもない。
ここでやっと一つの可能性に思い至ります。
もしかして、これ抜きゲーじゃない?
その通りでした、このゲームバリバリの純愛物です。各ルートごとにメイン、サブと一人づつのヒロインが割り当てられていますが。恋愛はメインヒロインとだけです。
さて、ここまでの説明で、このゲームが最高に狂った笑いありの純愛物といった事は理解いただけたと思います。
しかしこのゲームの魅力はこれだけじゃありません!寧ろここからが本番です!
このゲーム実は、アホみたいなタイトルに反してバトル、シナリオ重視です。
簡単にシナリオを説明すると、主人公達の暮らす青藍島では、ドスケベセックスが許可されている。というより、「しなくてはならない」のです。
ですので、好きな人とだけや、行為をしないと云った事は全て排斥の対象となります。
そんな性的に自由な島に、本当の「自由」を取り戻す為に主人公達は「打倒ドスケベ条例」を掲げて戦っていくわけです。
実際、各ヒロインのシナリオに絶対付随しているバトル要素には目を見張る物がありますし、アツいBGMも相まって、思わずドキドキしてしまいます。エロゲなのに
物語も中盤に差し掛かると大分シリアス味が増してきます。僕はハッピーエンドなシリアスは大歓迎なので、サマポケほど堪える事はありませんでしたが。
どうですか?ちょっと興味が出てきたんじゃないですか?
では書くことも無くなってきましたし、皆さんにちょっとした興味の種をプレゼントしたところで…最後に僕の全体の感想をもって締めくくらせていただきたいと思います。
文乃ちゃんかわいいいいいいいいいいいいいいい!!!!!!!!!!!!!!!!
以上です。
ではまた…