細々雑記帳

頭の中で思ったことを徒然と、エロゲととカワイ子ちゃん

誰もが一度はすげーって思うよねって話

初めて遊んだゲームって、すぐ思い出せますか?「もう昔すぎて覚えていない」だったり「そこまで鮮明に記憶に残るものじゃなかった」だったり、色々な人がいるとは思います。

僕は覚えています。

ハードはプレイステーション3dsでリメイクも発売された「ドラゴンクエストⅦ」が、僕が初めてプレイしたゲームだった。

それは幼稚園の年長にさしかかろうかと言う時期、年齢が年齢だった為ちゃんとプレイしたわけではないのだが、ストーリーは進まなくとも、その世界で見るもの全てが新鮮でとても楽しかったのを覚えている。

 

その後もds、Wiipspなど名だたるハードを買い与えられ、順調にゲームオタクへの道を歩んでいっていた。そんな時、一つのハードに出会った。

それは小学4年生のクリスマス、念願のps3をプレゼントしてもらった。「ハードだけあってソフトが無い」なんて言ったらお話にならないので、勿論ソフトも一緒に。

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mgs4メタルギアシリーズの6作目、その年最高のゲームと名高い作品だ。

 

当時、メタルギアシリーズをpspでプレイしていて、たまにYouTubeで動画も見ていた僕からしたら、そのチョイスはもはや必然だった。

朝まで待ち切れず、深夜に起き始め本体を起動させ、ゲームを始める。

 

思わず、息を呑んだ。

 

そこに写し出されていたものは、僕の知っている「ゲーム」じゃなかった。

 

映画さながらの流麗なグラフィック、高音質なbgm。

今まで専らポータブル端末でゲームをしていた僕にとって、その綺麗さこそが一番の衝撃だったのだ。

 

mgs4をプレイした事のある人なら分かると思うが、このゲーム、開始前にインストール作業があるのだ。インストールが終わるまでの間、プレイヤーは待機画面でオールドスネークが電子タバコをふかすのを見せられ続ける訳なのだが。

 

僕は不思議と、その光景をずっと見ていられた。

 

煙の描写もさることながら、オールドスネークの顔に刻まれたシワの一つ一つが、最早ゲームの域を超えて、現実世界の人間をそのままテレビという箱に押し込めてしまったかのようなリアリティ。

今まで画素の荒いポリゴンしか見ていなかった少年に、そのローディング画面がどれだけの衝撃だったのだろうか。

僕の当時のプレイヤースキル的に、このゲームをクリアするのは相当後の話になるのだが、それは置いておこう。

 

そうして「mgs4」初プレイから一年が経ち、もうすぐ小学六年生という頃に、僕の興味はまた別のモノに奪われていた。

そう、pcゲームだ。

それなりの性能のpcを親から買い与えられていた僕は、無料で出来るにも関わらずコンシューマ版の有料ゲームにクオリティが劣らない、基本無料オンラインゲームの世界に浸っていった。

それから何ヶ月か経つと、元々シューティング系のゲームに興味があった僕は、fpsという分野、「SA」「CSO」「AVA」…ひいては戦場のカルマ、ペーパーマンウォーロックと言ったような現在サービスが終了しているゲームも全てやり尽くしてしまっていた。

 

そこまでやっていると流石に飽きがくる「なんか別のゲームやりたいな」と思っていたのは覚えている。

 

そんな僕の目に一つのゲームが飛び込んできた。

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Archeage、非常に自由度の高いMMORPG

ゲームエンジンがcrysis2やfarcryと同じCryEngineというのもあり、非常にクオリティの高いグラフィックを実現していた。

 

もっとも、今でこそこのゲームのグラフィックは他と比べて抜きん出ている訳ではないが、当時としては最高品質の映像美だったし、実際、僕が目を引かれたのはそこだった。

確かに、生産、貿易、戦闘と何でも出来る自由度の高いゲームシステムも魅力的ではあった。

しかし、当時「エラゴン」や「獣の奏者」を夢中になって読んでいた僕は「ファンタジー感」に飢えていたのだ。

そんな時にarcheageのオープンβテストが始まるという話が転がり込んできた。もうこれはやるしかない。

スペックが足りている事を確認し、ダウンロード、インストールを済ませる。

 

ゲームが始まるとまずはサーバー選択、それが終わるとキャラメイクが始まる。

それまでまともにキャラクリエイト出来るゲームをやった事が無かった僕にとって、まずそこが衝撃だった。

こんなにも綺麗なグラフィックで自分の好きなようにキャラクターを作れるのかと、技術の進化に驚いたのを覚えている。

このゲームは西大陸と東大陸、二つの大陸があり、大陸によって選べる種族が変わる。

西洋人風の見た目をしたヌイアン、対してアジアンな見た目のハリハラン等、その他色々な種族が存在する。

僕は迷わず一番ファンタジー色の強いエルフを選択。

名前を決めて、ストーリー理解の為のオープニングムービーを見終わると、いよいよゲームスタート。

思わず息を呑む。

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高スペックなpcを扱っていた僕の画質設定は勿論最高品質、相当綺麗になるとは分かっていたが。

本当にファンタジーの世界に迷い込んだような流麗さ。恍惚とした気持ちでゲームを進めていったのを覚えている。

 

この後色々な人と出会い、現実世界以外でのコミュニティの幅を広げていくのだが、それはまた別の話。

 

長々と話したけど、ここで話したかったのは「いま思うと普通だけど、その時味わった感動って何年経っても変わらないよね。」って話、この一点に尽きる

 

ps3のグラフィック、今見れば満足の行くレベルじゃないチャチな物だ。けれども、昔の感動はずっと頭に張り付いている。

 

archeageだって今見れば粗がある、グラフィックだって最先端とは言えない。

でも、当時みたリアリティのあるファンタジー世界は、どれだけ経っても忘れられない。

 

その他だって感動した事を挙げ列ねればキリがない。

 

この記事を機に昔感動したものだったり、好きだったものを思い出して

ノスタルジーに浸るっていうものアリかもしれませんね。

 

書くの疲れたんでここら辺で終わりにしときます。

 

ではまたー